意外とお金がかかる!猫をお迎えする時の初期費用

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初めて一緒に暮らす

猫ちゃんと一緒に暮らしたいけど、何が必要なの?どれぐらいお金がかかるのかな?

そんな悩みを抱える方も多いと思います。

私も初めてお迎えしたときは何の知識もなくわからないことだらけでした。

(初期費用が思ったより高額で焦ったのはここだけの秘密)

我が家が1匹目をお迎えした際のリアルな費用です。(すべて税込み ※2021年3月時点)

合計 ¥30,157

  • ゲージ ¥13,480
  • トイレ ¥1,680
  • 猫砂 ¥540
  • キャットフード ¥2,460
  • お皿 ¥1,298
  • 給水器 ¥2,780
  • おもちゃ ¥230
  • キャリーケース 無償※ペットショップから支給
  • 爪とぎ ¥780
  • ベッド ¥3,230
  • ブラシ ¥1,699
  • 爪切り ¥1,980

初めはペットショップの店員さんに全部選んでもらいました。

1つ1つはそこまで高くなくても、全部そろえるとお金かかりますね。

不安がいっぱいのままでは猫ちゃんにもストレスがかかってしまうので、しっかり事前準備をしておきましょう。

必要なもの一覧

ペットショップの店員さんに教えてもらった選び方やお家で設置する時のポイントを伝授します。

ゲージ

家に初めてお迎えする時は必ずゲージを用意してください。

理由は大きく2つ

  • 行動できる範囲を狭くしておくことで、ご飯や排せつの場所を覚えやすい
  • いたずら・事故の防止

猫ちゃんは新しい環境で非常にストレスを感じやすい動物。

ストレスによって食欲がなくなったり、いつも通りに排せつできなくなったりする子も多いです。

行動範囲を狭くしておくと安心に繋がりますし、新しい環境に慣れてもらいやすくなります。

また、留守中や飼い主さんの就寝中などにコードをかじってしまったり、物の下敷きになったりと、目の届かないところでの危険はたくさん!

ゲージがあることで危険から防ぐことができるので、飼い主さんも安心して外出できます。

新しい環境に慣れてもらったり、1人で長時間お留守番してもらう予定の方は、しっかりしたものを用意しておいたほうが安心ですね。

購入する際は高さのあるもの=縦長のゲージを選んでください。

ワンちゃんは走り回って運動しますが、ネコちゃんは上下運動が基本です。

成長に合わせてステップの高さが変えられるゲージがおすすめです。

私が購入したのはこちら

生後2か月でお迎えしたので、ステップの高さを変更できたのが選んだポイントです。

床に毛布を敷いて、小さめのトイレと、側面には爪とぎと給水器を取り付けました。

トイレ・猫砂

選ぶ際に気をつけたいのが入り口の高さ。

子猫の場合、入り口が高いと、入りづらく、トイレを我慢してしまう子もいます。腎臓系の病気が特に多い猫にとって、排泄(特に尿)行為はとても重要です。健康のためにも猫の大きさに合わせて選んであげましょう。

我が家が初めに飼ったのはこちら

入り口が低くなっているので子猫におすすめ!

容器の内側には、猫砂をどこまで入れたら良いかの目安ラインがあるので、猫を初めて飼う方は安心してお使い頂けます。

猫砂の素材は「鉱物系」「紙系」「おから」「シリカゲル」と大きく5種類あります。ネコちゃんの好みもありますし、飼い主さんが扱いやすい(処理しやすい)ものを選びましょう。

我が家はこちら

うちの猫はペットショップで鉱物系の猫砂を使用していたので、同じものを購入しました。

ペットショップやブリーダーさんからお迎えする際には、使用している猫砂を少量もらって、家の猫砂に混ぜておくと、臭いでトイレだと認識してくれるのでお忘れなく!

キャットフード

大きく分けて「ドライフード」と「ウェットフード」があります。年齢や好みに合わせて良いものを選びましょう。

ドライフードは比較的安く、1日中食器に入れておいても傷みにくいのが特徴です。コスパが良く、種類も豊富です。

猫は基本的に匂いが強い食べ物のほうが食いつきが良いです。

ドライフードは匂いがだんだん薄れていくので1か月ほどで消費できるサイズのものを選びましょう。小分けの商品や真空容器での保存がおすすめです。

ウェットフードはドライフードに比べて少し価格が高いですが、匂いが強く、猫の食いつき抜群です。

水分量が高いため、まだ水分補給が上手くできない子猫にもおすすめ!

選ぶ際は必ず裏の成分表を見てください。

主食として与えるのは【総合栄養食】と書かれているものを選んでください。

この【総合栄養食】と水のみで1日に必要な栄養は摂取できるようになっています。

我が家ではドライフードを基本与えていますが、食いつきが悪い日や災害時用にウエットフードも念のため常備しています。

子猫時代はこちらを常備していました。

お皿

選ぶポイントは、素材・大きさ・高さ・底面の形状です。

素材

素材は陶器製がおすすめ。

レンジで加熱できるものや耐熱性があれば尚良いです。

プラスチック製はヌルヌルが取れにくく、洗う度に細かい傷がついてしまうので、雑菌が繁殖しやすいです。

大きさ

猫ちゃんの顔よりひと回り程大きいぐらいがベスト。小さすぎると食べる際にヒゲが当たり不快になってしまいますし、逆に大きすぎると上手く食べられない子が多いです。

うちの猫は生まれつき少し受け口なので、下あごですくうように食べています。

大きすぎる食器ではキャットフードが奥にたまってしまい上手く食べれませんでした。

高さ

猫ちゃんは比較的食道がまっすぐです。

低い位置に食器があると、食べる時の姿勢が悪くなり、食べたものが食道を逆流してしまう可能性が高くなります。

高さがある食器であれば、逆流を防げます。

我が家はこちら

足元にシリコンがついてるので滑りづらく、猫たちも食べやすそうです。

こちらの猫壱さんのフードボウルのように高さがある食器がない場合は、低い食器を台に乗せてあげると食べやすくなるようです。

給水器

猫は本能的に、動いている(流れている)水を新鮮だと認識しています。

猫は尿路系の病気や脱水になりやすいです。

病気を防ぐために、猫が積極的に水を摂取できるよう、給水器を用意してあげてください。

我が家が初めに購入したのはこちら

こちらのペットボトルを取り付けるタイプでも上手く飲んでいたのですが、ペットボトルの中まできれいに洗えていない気がしたので下記の給水器に変更しました。

おもちゃ

猫の年齢によって好むおもちゃは変化します。

ねこじゃらしやボール、けりぐるみ等種類がたくさんあり、価格も100均で購入できるものもあれば数千~数万円するものも!

100均ならダイソーやセリアがおすすめです。

手作りもできますし、選ぶのも楽しいですよね。気に入ってくれない可能性もありますが、好みが分かってくれば選びやすくなるでしょう。

選ぶポイント:「鈴の音」「カシャカシャ音」「細長い」「追いかけられる」

注意点:部品やパーツが小さいもの、壊れやすいものは誤飲の可能性があるので気をつけたいです。

我が家のリピート品はこちら

キャリーケース

ペットショップからお迎えする場合は、店舗によりますがペットショップで用意してもらえる場合が多いです。

ただ、ショップのロゴが入っていたり、簡易的なものが多いので、気になる方は買い替えたほうが良いでしょう。

猫の大きさや耐荷重の確認をお忘れなく。

我が家がキャリーケースを使うのは病院に行く際に使用することがほとんどです。

移動しやすいので我が家ではリュックタイプを採用!

①移動しやすいリュック型

②避難時にも使える拡張できるタイプ

③コンパクトに収納できる折り畳みタイプ

この3点が選んだポイントです。

購入した商品は販売中止になっていたのですがだいたいこんな感じ

ベッド

猫は1日のうち大半は寝て過ごします。それほど睡眠時間は大切なので、ベッドは是非用意してあげましょう。

猫は元々、自分にとって快適な場所を見つけるのが得意なので、ベッドを用意してあげなくても勝手にベッドとなる場所を見つけて寝てくれます。

ですがベッドを用意してあげたい方は、素材や大きさ・お手入れのしやすさなどで選んでみてくださいね。

ちなみに我が家ではふわふわのベッドを用意しましたが、使ってくれたのは2回ほど。段ボールの箱や人間用のベッドで一緒に寝るほうが好みだったみたいです。

せっかく用意したのに悲しい…。その後2匹目の猫ちゃんが気に入ってくれたので報われました(笑)

そして、我が家で取り合いになるほど人気のベッドはこちら

サイズや色が豊富なので、猫の大きさやインテリアに合わせて選べます。

多頭飼いの方は大き目のものを買っておくと、2匹で一緒に寝る姿が拝めるのでおすすめです。

爪とぎ

猫にとって爪とぎは、鋭い爪を維持する他に、マーキングや気分転換・リラックスする為にとても大切な行為です。

爪とぎする場所を用意しておいてあげることで、大切な家具やお部屋の壁で爪とぎされてしまうのを防ぐことができます。

子猫の場合は、爪とぎする行為をしっかり教えてあげてください。

爪とぎの種類は豊富で、麻・段ボール・カーペット・木など様々。猫の好みもありますのでいろいろ試してみてくださいね。

我が家では先ほど紹介したこちらのベッド兼爪とぎになる段ボール製のガリガリサークルを用意しています。猫ちゃん達も気に入ってくれているようで、中で丸まって眠る姿は何とも愛おしいです。

段ボール製の場合、捨てる際も資源ごみとして出せるのでお勧めです。

ブラシ

ブラッシングはお手入れの基本。できれば子猫のうちから慣れさせておきたいです。

抜け毛や毛玉を放置すると、室内が毛だらけになったり、皮膚病のリスクが高まってしまうのでできれば毎日ブラッシングしてあげましょう。

シリコンタイプやスリッカータイプなど種類は様々。

静電気が起きると嫌がる子が多いので、長毛種は特にスプレーも用意しておくと良いでしょう。

爪切り

猫ちゃん・飼い主さんのケガに繋がってしまうので、必ず猫ちゃん用の爪切りを用意してください。

嫌がる猫ちゃんが多いので爪切りは時間勝負!

切れ味の良いものを選ぶと、スパッと切れるのでストレスなしで切れますよ。

代用できるもの

最低限必要なものをお話ししてきましたが、猫ちゃんの好みが分からなくて何を買ったらいいか分からない方もいますよね。

身の周りのもので代用できるものもありますので参考にしてください。

トイレ洗面器や大きめのプラスチック容器→中で旋回できる大きさ、ネコちゃんが跨いで入れる深さのもの
猫砂新聞紙、もみがら、川の砂、木質ペレット
食器人間用の食器→顔よりひと回り大きいお皿
給水器人間用の食器→ヒゲが当たらないぐらいの大きい深めのお皿
爪とぎ段ボール
爪切り人間用の爪切り→使用の際は十分に気をつけてください
ベッド段ボールや小さい容器→猫ちゃんがぴったり入れるor少し小さめのもの

飼い主さんも猫ちゃんも快適に暮らすために

初めてネコちゃんをお迎えする際はわくわく楽しい気持ちとともに、少し不安になります。

その不安が猫ちゃんに移ってしまわないように、徹底的に準備しておきましょう。

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